うみねこにっき

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ブルーオーシャンを探して

ジブリの立体建造物展@熊本市現代美術館に行ってきた!




ジブリは好きだが大ファンというわけでもないわたしである。それでも幼い頃はトトロを見てネコバスのあのフワフワした座席に座ることを夢見たし、千と千尋の神隠しを見てその世界観に魅了され、モデルとなった台湾の九份を訪れたりするぐらいには、ジブリが好きだ。 いちばん好きなのは千と千尋の神隠し「ハク様と呼べ」はジブリ史に残る名台詞にちがいない。わたしが好きなだけだけど。

そんなこんなで、近くでジブリ展がやっているというので会社帰りにふらっと立ち寄ってきた。残念ながら写真撮影禁止だったので写真はないのです。ううむ、残念。

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ザッと見てきた感想としては、マジで“建造物”展なんだな、と。ジブリアニメに登場する建物ーーー『トトロ』のサツキとメイの家とか、『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋だとか。そういった建物のイラストにスポットライトを当てた展示会でございました。たまーにイラストの中にキャラクターが描かれてはいるものの、圧倒的に建物だけのイラストが多かった。いいね、そういうこだわり大好きだ。

こういった展示会って、なんとなーく客に媚びてキャラクターの登場多めにしちゃいそうなイメージがあったけど、今回の展示会はそんなことなかった。もう本当に、建造物:キャラクター=8:2ぐらいの勢いでした。キャラクターがまったく登場しないのもそれはそれで味気なさすぎるし、たまーに登場するキャラクターが良いアクセントになっていたと思われる。というより、建造物のラフ画紹介しようとしたら、たまたまキャラクターが一緒に描かれていたみたいな、そんなレベル。 そして初来訪だった熊本市現代美術館が思っていたよりも広く、しめて1時間以上はジブリの建造物の魅力に浸れました。その後に予定が詰まっていてちょっと急ぎ足だったのが残念に思えるほど。1/9までやっているみたいだから、もう一度ゆっくり訪問してみても良いかもしれない。もともとアニメや映画の細かいディテールに注目して作品を見るのは大好きなので、今回の展示会はわたしのツボをツンツンと刺激してくれる良い展示会であった。作者のこだわりがあちらこちらに詰まっているのを見るのは楽しいよね。

f:id:umiimu:20161224101933j:plain (こんなかんじで、ぐーるぐーると展示されたイラストをゆっくりと見て回った。)

普段アニメを見ていて背景にあたる建造物にそこまで注目することはなかったけれど、これからは背景にも注目して見てみようと思わせてくれる期待以上に良い展示会でした!

matome.naver.jp

ジブリ、ちゃんと見れていない作品も多いので、ちゃんと見てみよう。背景に映る建造物にも注目しながら。