ブルーオーシャンを探して

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うみねこにっき

ブルーオーシャンを探して

「ニューダンガンロンパV3」プレイ感想

ゲーム



生死予想&答え合わせはこちら。 blueocean.hatenablog.com



それじゃあ本編感想に行きます。

くりかえししつこくて申し訳ありませんが、この記事には「ニューダンガンロンパV3」を含むすべてのダンガンロンパシリーズに対するネタバレを大いに含んでおります。読む読まないはお任せしますが、ダンガンロンパシリーズはネタバレ一切無しでプレイしていただきたい作品なので、頼むから未プレイの方は回れ右してくれ……ほんと……頼んだぞ……。




ニューダンガンロンパV3」プレイ感想

chapter1 私と僕の学級裁判

まさかの初っ端から主人公交替。トリックが本当によくできていて、裁判で最原が真相に気づいて苦しみはじめるまでクロがまったく読めなかった。

一人孤独に首謀者を明かそうと行動してしまった天海を、これまた首謀者を殺してでもコロシアイを終わらせようとした赤松ちゃんが殺してしまうという悲劇的結末。「俺がこのゲームを終わらせるんで」は完全に死亡フラグだよお……。
でも生存者特典が与えられたからといって、一人でコロシアイを止めるべく行動できる天海は本当に良い奴だよなあ。狛枝っぽいとか思ってごめんな。

トリックが明かされた際にはそんなにうまくいくもんかね……?と思いましたが実際うまくいってなかったんですね。赤松ちゃんは完全におしおきされ損だし天海は殺され損ですよ。いくらコロシアイを盛り上げる必要があったからって首謀者がズルをしてしまうともうなんでもありになってしまうのでやっぱりルール違反はよろしくないと思います。
というわけで、エンディングに物申すようでアレなんだけども、ここは赤松ちゃんのトリックが奇跡的にうまくいって天海が死んだ、にしといてもよかったのでは?と思ってしまったり。

あと天海の写真写りの良さパネェと思いました。フラッシュに気づいてカメラを取り外そうとする天海の写真可愛すぎるんだが。ビジュアルめちゃくちゃ好みだっただけにまっ先に死んでしまって裁判パートの出番0だったのは寂しかったなあ。ダンガンロンパV2、待ってますよ公式さん。真っ先に退場して出番も少なかっただけにあまりキャラ立ちしなかったのが本当にもったいない。出番さえ増えれば王馬と同じぐらいの人気を集めるポテンシャルを彼は持っている。

コロシアイ促進BGMは本当に不気味でドキドキさせられた。

chapter2 限りなく地獄に近い天国

アンジーよ、水中脱出マジックにピラニアを用意する必要性……?夢野ちゃんが本当に事故で死んだらどうするんや。
手品のネタを見た瞬間アッここで誰か死ぬとしか思えなかったよね??ピラニアがフラグすぎる。ただ、ここで夢野ちゃんがクロでも被害者でもあまりにもそのまんますぎるので夢野ちゃんの生存は確信。アンジーがクロになる可能性は考えましたが、あきらかに嫌な予感しかしないピラニアがぎゅうぎゅうに詰まった水槽を見ての「ピラニアが昨日より増えてる気がするんだよー」との発言でその考えはなくなりました。クロだったらあからさまに重要そうな手がかりについてそんな風に発言することはないんじゃないかなーと。

クロは裁判終盤まで絞れませんでしたが、トリックについてはわかりやすかった印象。

シャッフルして渡された今回の「動機」でしたが、わざとシャッフルしていたわけでないのはモノクマーズのやりとりからも明らかだったので、誰かは自分の「動機」を見てしまったのだろうなと思ってはいました。あなただったのですね、斬美さん……(あと王馬?)。

裁判が進むにつれて、斬美の言う「みんな」がコロシアイメンバーの「みんな」ではないのかなっていうのは勘付いてしまいました。どことなーく漂う違和感はさすがだなあ、シナリオライターさんがすごい。

事件とはまったく関係ないんだけど、昆虫でなごもう会で蘇生した昆虫って、もしかしなくてもゴ〇〇〇……。

chapter3 転校生オブザデッド

新しく開放されたダンジョンがホラーすぎるんだが。あのさあ、ロウソクだけが置いてある3つの部屋とかガチで真っ暗で出口を見失いかけて半泣きだったんですけど!

ダンジョンといい事件といい、今作通していちばん猟奇的な殺人事件でしたね……。キャラデザからいちばんの怪しさを醸し出していた是清だったけど(マスクの下ぜってぇ何かあるだろっていう)、見た目通り何から何まで怪しい奴だった。
アンジーを殺したところでやめときゃ良いのに、転子まで殺しやがってこんにゃろう……。

かごの中で死んでいる転子に気づいて必死で駆け寄る夢野ちゃんがかわいそうでかわいそうで……。そんな夢野ちゃんに罪を擦り付けようとした是清マジ許すまじ。今回も、夢野ちゃんは(証拠的には)怪しすぎて逆に怪しくないんだよなあ。犯人に仕立て上げられている感がむんむんしていました。というか、夢野ちゃんはあんなに仲良かったアンジーと、邪見にはしていたものの心開きかけていた転子を殺すような悪い子じゃないから……。今作、夢野ちゃんだけは殺されそうではあってもクロになる要素がまったくなかったんだよなあええ子や。

あと、死者蘇生についてはなんでもありのロンパなので天海生き返りの可能性0じゃないって思っていた。途中でアンジーが殺されてうやむやになっちゃったけど、儀式が完了していたらどうなっていたのか気になる。エンディングを見る限りは天海は本当に死んじゃったっぽいので生き返りはできなかったと思うのだけど。

chapter4 気だるき異世界を生かせ生きるだけ

ここで王馬小吉へのヘイトがマックスに。純粋なゴン太に殺しをさせるなんてそれいちばんやっちゃダメなやつぅ!!!

変わったダンジョンを使ったトリックはスーダンでもあったけど、今回のはわりと簡単でしたね。それにしても入間ちゃん嘘を吐くのが下手すぎるぜ……!それで王馬を殺しの対象にしてしまうとか、それ完全に勝てないやつ。案の定返り討ちじゃねえか!!
それにしても本当になぜあえて王馬を殺しの対象に選んでしまったのか。コロシアイメンバーの中ではいちばん嫌われていたからいちばん罪悪感無く殺せると思ってしまったのだろうか。でもあの嘘下手な様子から見るに、もし違う誰かを作戦通りに殺せたとして、裁判で最原にメッタメタにされる気しかしない。

自分では手を下さずにゴン太に手を下させるとか、王馬マジ許されない。最後までプレイして、王馬のことだいすきになったけど、chapter4でのこの所業だけは許せそうにない。自分を首謀者だと思わせるためで、最終的には首謀者に勝ってコロシアイを終わらせるための伏線として必要だったってのはわかるんだけど……わかるんだけどお!!わかるだけに悔しいよお。

個人的にはchapter1で赤松ちゃんをクロ指名する時よりもクロ指名するのが心苦しい裁判でした。

下品でみんなにうざがられていたけど、彼女の作った発明品が最後の最後まで役に立っていて死んでなおみんなの役に立っていた入間ちゃん。そのほとんどが王馬の設計図に基づいて作られたってのがなんか可愛い。王馬に「入間ちゃーんこんなの作ってよ!」って設計図を渡されて作ってあげていたのだと思うと可愛い。こんな世界じゃなかったら仲良くなれていたのかもしれないよね。

chapter5 愛も青春もない旅立ち

chapter4でヘイトを稼ぎに稼いだ王馬が、ここにきて好感度を跳ね上げてきた。ちょっと、、、死ぬ間際に好感度上げてくるのずるすぎでしょやめてよ!!

「オレって……つまらなくなかったろ?」の一言が辛すぎる……最高におもしろい奴だったよ王馬小吉……。

裁判前半では本当にハルマキがクロなのかと思って焦りましたがそんなことなくて本当によかった……。まあ、エグイサルの中身が本当に王馬である可能性は限りなく低いなって思っていたけど。なので今回死んだのは王馬なんだなあって、信じたくなかったけどそう思うしかありませんでした。

毒で死ぬ道しか残されていないにしても、首謀者を陥れるために生きたままプレスされる勇気はすごい。クライマックス推理で死ぬ間際の王馬の表情が見れるけど、どう見ても怯えてるし死ぬのが怖くなかったわけないんだよなあ……。

王馬は、やり方は良くないところもあったけども、自分なりにコロシアイを止めよう止めようと暗躍していて、それが死んでから明るみに出るかんじがもう、好きにならないわけない。chapter4のことは本当に許してないけど、でも好きです。今思うと百田を監禁したのも、自分が首謀者だと思わせた上でこれ以上死人が出ないようにだったのかなあ……。ハルマキが乗り込んで来たのにはさぞかしびっくりしたことでしょう……。

王馬小吉の通信簿イベを終わらせるともらえるスキルが「優しい嘘」なのには泣いた。本編では善意での行動なのか悪意での行動なのか読みにくすぎる子だったけれど、スキル名がすべてを物語っているよお……。

そしてここで最原とハルマキの精神的支柱だった百田がクロとして退場。

chapter6

おまえが黒幕か……!?とそこそこにびっくりする展開でした。生き残りメンバーの中にいるならこの子しかいないとは思っていましたが……。
最原とハルマキは違うだろうし、夢野ちゃんが黒幕だったら転子のためにとがんばってきたあの姿は嘘だったのかってなってしまうので、よくよく考えると白銀しか残っていなかったんだよなあ。赤松ちゃんが双子っていう嘘っぽい証拠も出てきますが、まさかのそこまで江ノ島盾子の二番煎じにはしないだろうし。

そして、エンディングを迎えるわけですが、これは荒れると思いました。案の定荒れてる。

ゲームとしての禁じ手に出ましたね。フィクションだから何でもありだよーっていう。ぜんぶぜんぶ、誰が誰を殺し殺されるかも、百田の病気も、ハルマキの百田に対する恋心も、フィクション作品としての「設定」なんだよーって。

正直わたしもショックを受ける展開ではあったけど、でも、本当にそうなのだろうかと思わせてくれるのが今作。どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションなのか、それが明らかになることはないのだろうなあと思うと絶望しちゃいますね。でも、明らかになっていないからこそ、そこから希望が生まれることもあるんじゃないかと思ってます。

なによりも、確かに記憶は思い出しライトで改ざんされちゃったのかもしれないけど、人の感情を記憶だけで思い通りに操るのって無理だと思う。ハルマキが百田に恋をするきっかけは確かに記憶が与えたのかもしれないけど、そこからどう思ってどう行動するかはハルマキの元々の性格によるものだと思うのです。

だから、ぜーんぶフィクションっていうのは「嘘」なのだと思うのです。


ざっくり感想でしたが、とにかくネタバレに触れる前にクリアしてまおうと思って駆け足でプレイしたので、細かいとことかちゃんと覚えてなかったりする。2周目はゆっくりプレイしたい。ぜんぶわかった上でプレイすると王馬をもっと好きになってしまいそうだわ。