うみねこにっき

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ブルーオーシャンを探して

【映画感想】ハリポタファン歴15年超えのわたしがファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅を観てきたので感想を書く+考察

※ネタバレあり※

ホグワーツからのふくろう便(入学案内)を待ち続けて早15年。あーーー魔法使いたいよーーー自分がマグルだなんて信じたくないよーーーーー!?とアホなことを真剣に考えてしまうほどにハリーポッターが好きだ。あーあ、ふくろう便来ないかなあ来たら秒で仕事辞めてホグワーツ特急に乗り込んでやるのに。

そんなハリポタオタクなわたしがようやくファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅を観てきました。

ハリー・ポッターのスピンオフ作品『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』公開!

ハリーポッターのスピンオフはずっと期待していたのだが、あってセブルス・スネイプ主役の〜とか、ハリーの子ども世代、いわゆる孫世代の〜とかだと思っていた。まさかこんな形で、まったく別方向から切り込んでくるとは。。。

ホグワーツ指定教科書になってる、こちらの本の著者が主役のよう。

邦題ダサくね?問題

散々言われているが、邦題、ダサくね?取って付けたような〜魔法使いの旅〜がすごい気になる。 もともとは『FANTASTIC BEASTS and WHERE TO FIND THEM』。

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ちっとも魔法使いの旅感ない。直訳すると「どこで彼らを見つけるのか」なので確かにかっこよく訳しにくいかもしれないけど、なんかもうちょっと、なかった?

1周回ってわかりやすいのかもしれない

確かに安直な意訳だけど、魔法感出すのに必要だったのかなと。ファンタスティック・ビーストだけだといまいちピンとこないし、あえて魔法使いのって付けたことでああ、魔法がテーマなんだなって頭にすっと入ってくるのかもと思ったり。

あらすじ

主人公である魔法動物学者、ニュート・スキャマンダーが魔法動物をたくさん詰め込んだトランクを持って渡米。

うっかりノーマジ(マグル)のジェイコブのトランクとニュートのトランクが入れ替わってしまう。

そんなこんなで魔法動物がアメリカの街中へと逃走。

アメリカでは魔法の存在がノーマジに知れることは法律で厳禁とされている。そんな中で魔法動物が街中で暴れるのは非常にまずい。というか、すでにノーマジが魔法の存在を感づき始めている(魔法動物のせいだけでじゃないけど)。

ニュートと仲間たちは魔法動物を回収し、魔法族と人間の一触即発を止めることができるのかーーー?

ざっくりまとめるとこんな感じ。

ハリーポッターよりも大人向けな内容でしたね。今回は原作での前知識もないので、新鮮な気持ちで最初から最後までわくわくできました。

ってか、めっちゃ完成度高いと思った。途中ちょいちょい抜けてるとこもあったけど、全体的にストーリーが綺麗にまとまってた。

ニュート&ティナ、ジェイコブ&クイニーで恋愛要素もあったりして、うまいことまとめたなあと。 ニュート&ティナの別れのシーンすごいきゅんとした。最初、自分の書いた本を送るよって言って別れたのに、即座に戻ってきて「やっぱり直接渡しに来ていいかな?」っておいおい!めっちゃきゅんときたわ!ずるい男だニュート! ジェイコブ&クイニーの再会シーンもすっげーおしゃれでしたねあれだけでめっちゃ考察捗るぞ!?

ジェイコブの記憶は本当にオブリビエイドされたのか?

ここが今作一番の考察ポイントですよね〜おそらくですけど、一応はちゃんとオブリビエイドされてるんだと思います。ってか「実はオブリビエイドされてませんでした~」というご都合主義な展開だったら激萎えすぎる。ラストの意味ありげな笑みは、潜在意識がそうさせたのかなと。でも5部作やる中でジェイコブとは1作目でさようなら〜〜ってのも寂しい気がするよなァどうするつもりなんだろう。

たぶんですけど、クイニーはジェイコブのパン屋さんでいっしょに働くんだろうと思いますね。じゃないとわざわざ「従業員募集中」って貼り紙を強調しないと思います。ということは、やっぱりジェイコブは2作目からも魔法界に首をツッコむことになるんじゃないかな〜〜。

ハリポタ作品初見の方も楽しめます!

ハリーポッターあまり知らないんだよな〜って方にもおすすめできます。世界観はいっしょですが、こちらはこちらでまったく別の話なのでハリーポッター知らないからって見ないのはもったいない作品です。

時間軸的にはファンタビの方が先なので、こっからハリポタワールドに入るのも良いと思う。

ハリポタファンはもっと楽しめる!

2作目からはダンブルドアの若かりし頃も出てくるという噂! それだけでなく「アロホモラ」や「オブリビエイド」といったお馴染みの呪文も多数登場します。今回、主役陣が大人ということもあって魔法の手際が鮮やか!ハリーやロンの魔法にはだいじょうぶかな……?って心配になる場面も多かったけどそこはやっぱり学生らしさだったんだなって実感しました。

今後5部作で、もっとハリーポッターの世界とリンクしていくかと思うともう、ワックワクのドッキドキだよね!